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餅米の里に誕生「お祝い餅つき隊」4人づき参上(読売新聞)

 粘りときめ細かさが特徴の餅米「ひめのもち」が特産の岡山県新庄村で、村の第3セクターの会社「メルヘン・プラザ」が、県内や近県の慶事に駆けつけて餅をつく「お祝い餅つき隊」を結成した。

 一つの臼を4人で囲んできねを振るう「4人づき」という村独特のスタイルで餅をつき、慶祝ムードを一層盛り上げる。1月に津山市の同じホテルで行われた新年会と結婚式で披露したほか、5月に岡山市である結婚式からも相談が寄せられており、同社は「縁起のいい餅つきで、お祝いの席を盛り上げるお手伝いができれば」と張り切っている。(根本博行)

 同村では昔から、祭りなどの際は餅をついて祝っていた。4人づきは1~3人でつくよりテンポが速く、餅に粘りが増すという。村や同社職員らが岡山市の百貨店や東京など村内外のイベントで実演し、「ひめのもち」を売り込んでいる。

 同社などによると、1月の新年会は、「新年なので餅つきをしてほしい」という主催者の意向を受けたホテル担当者が、知り合いに尋ねるなどして新庄の餅つきを知り、「新年会をにぎやかにして」と同社に相談。隊員らが臼やきね、せいろなどを持ち込み、厨房(ちゅうぼう)で蒸した米で餅をついたところ、飛び入り参加も出るなど大好評だったという。

 結婚式も「新年なので」と餅つきを希望する新郎新婦の希望を受けたホテルから打診があり、キャンドルサービスの後、出席者の前で威勢良くつき上げた。新郎新婦もきねを持ち、ケーキ入刀に続いて2度目の“共同作業”。大きな拍手が送られたという。

 同隊は9人で、1回に4、5人が参加する。活動範囲は県内と鳥取・香川両県、島根・広島両県東部、神戸市付近までで、料金は場所によって異なるが、2臼分(ひめのもち6キロ)で8万~10万円。ついた餅は丸めてもらえるほか、オプションとして雑煮、豆餅などのコースも設けられている。

 今後のスケジュールは、スーパーマーケットでの餅つきなどが入っており、村の「がいせん桜まつり」がある4月18日まで週末はいっぱい。しかし、平日は空いており、4月下旬以降は週末も余裕があるという。

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